圧延ロール加工技術

ROLLING ROLL PROCESSING TECHNOLOGY

こんなことでお困りではありませんか?
  • 圧延ロールの高精度なカリバー加工(孔型加工)ができませんか?
  • 圧延ロールの外周加工ができませんか?
  • 内外径の同心度が1μm以下での加工ができませんか?

高精度なカリバーロール研削加工

金属材料の製造過程において、回転するロールの間に金属を通し、圧力をかけ一定の形に整える圧延工程があります。
線材(丸線・異形線他)の冷間圧延工程においては、素材の仕上げ加工となる為、線材圧延機で使用する圧延ロールも高精度が要求されます。
当社では線材形状を整える圧延ロールの加工を行っております。
プロファイル研削加工による高精度なカリバー加工(孔型加工)を行っており、年間2万個の加工実績があります。

高精度孔型研削と振れ抑制技術

線材(丸棒、異形他)の冷間圧延工程に使用される圧延ロールは、カリバーロール(孔型ロール)とも呼ばれます。
カリバーロールは、溝型に削られた孔型を回転させ、材料を圧延することで高能率かつ高精度に線材を製造できます。
その為、材料と直接接する面でもありロールの表面の鏡面性や形状が素材の品質に直結する重要なロールとなります。

先端形状が鋭角な専用砥石を用いて、プロファイル研削によりロールの外周に微細かつ不規則な直線、曲線が組み合わさった孔型加工を行います。
カリバー部の回転振れはµmオーダーで仕上げており、圧延材のうねり解消に貢献します。
圧延材の品質に影響する回転振れを抑制するため、当社で考案した加工治具で、高精度な孔型と回転振れのないロール製作が可能です。

「カリバーロール研削加工」の精度

加工内容:外周孔型研削・磨き
材質:超硬・鋼他
表面粗さ(外径):Rz0.4