PRECISION MACHINING

精密機械加工

圧延ロール加工技術
ROLLING ROLL PROCESSING TECHNOLOGY

圧延ロール加工技術

圧延ロール加工技術

金属材料の製造過程において、回転するロールの間に金属を通し、圧力をかけ一定の形に整える圧延工程があります。線材(丸線・異形線他)の冷間圧延工程においては、素材の仕上げ加工となる為、線材圧延機で使用する圧延ロールも高精度が要求されます。

当社では線材形状を整える圧延ロールの加工を行っております。
プロファイル研削加工による高精度なカリバー加工(孔型加工)を行っており、年間2万個の加工実績があります。

高精度孔型加工

線材(丸棒、異形他)の冷間圧延工程に使用される圧延ロールは、カリバーロール(孔型ロール)とも呼ばれます。
カリバーロールは、溝で削られた孔型を回転させ、材料を圧延することで高能率かつ高精度に線材を製造できます。その為、材料と直接接する面でもありロールの表面の鏡面性や形状が素材の品質に直結する重要なロールとなります。先端形状が鋭角な専用砥石を用いて、プロファイル研削によりロールの外周に微細かつ不規則な直線、曲線が組み合わさった孔型加工を行います。

圧延ロール加工写真
圧延ロール加工写真 加工内容:外周孔型研削・磨き
材質:超硬・鋼他
表面粗さ(外径):Rz0.4

回転振れ抑制技術

プロファイル加工写真

カリバー部の回転振れはµmオーダーで仕上げており、圧延材のうねり解消に貢献します。
圧延材の品質に影響する回転振れを抑制するため、当社で考案した加工治具で、高精度な孔型と回転振れのないロール製作が可能です。

真円度測定器による測定実績

圧延ロールの委託加工について

精密コマ写真

当社では、円筒研削が可能なプロファイル研削盤を7台所有しており、摩耗した使用済み圧延ロールのカリバー部の再研磨や仕上げ加工だけのご依頼の場合、リピートでのご依頼の場合現品到着後最短3日で発送が可能です。最大径 ~φ250対応可能で、試作1個から量産までお引き受け致します。
研削加工後は、磨き加工を行い鏡面性状を向上させます。
カリバー部の品質チェックを行い、キズ・打痕のない高精度孔型ロールをご提供致します。

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株式会社守谷刃物研究所

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