近年、自動車、航空機、半導体などの幅広い分野で高精度な薄板の需要が高まっています。
当社では、60年以上にわたって蓄積してきた研磨技術を活かし、着磁可能な材料はもちろんのこと、インコネルやチタンといった非磁性材においても薄板に関するニーズにお応えし、仕上がり寸法0.5mm以下の薄板研磨にも対応しております。
薄板を研削する上で、製品の変形を抑える為には必要以上の加工応力(研削抵抗)を掛けずに削ることが重要です。
その工夫として、砥石の回転数や切り込み量の調整、テーブルスピードなどを材質や製品仕様に合わせて調整しています。
特に非磁性材の研削では、材質や形状・品質条件により、その製品にあった研削方法(砥石選定やチャッキング方法)で加工しなければなりません。
また研削砥石は、砥石メーカーと被削材や加工条件に合わせた砥石開発から進めており、加工及び品質に最適な条件を追及しています。
t0.65×100×500mmの薄板において公差レンジ0.06mmの厚み精度加工の実績がございます。
研削によるスクラッチをなくすため、ラッピングでの仕上げ加工にも対応いたします。
薄板加工寸法実績
研削・・・t0.25mm
ラッピング・・・t0.5mm(さらに薄いものにもチャレンジいたします)
【本社】
〒692-0057
島根県安来市恵乃島町113-1
FAX:0854-23-1403
【東京営業所】
〒105-0014
東京都港区芝二丁目3番3号JRE芝二丁目大門ビル3階
FAX:03-5765-7507